こんにちは。彩桜です。
みなさんは、片付けや掃除が好きですか?
時間がかかってめんどくさい。小人さんが来て、やってくれないかな?
とか思ったことがある人も、いるのではないでしょうか。
ちなみに私は思っていました。(今でも、ちょっと思う)
来客があるときは、前日あわてて掃除。前もって予定を立てないと家に入って貰えないので、急な場合は断っていました。
ちょっと、今日は用事があって…。
などと嘘をついていました。「部屋が、ぐちゃぐちゃで」とは言えなかったです。
今は、急に誰かが来ても落ち着いて対応できます。
今回は、汚部屋を卒業する方法について書いてみたいと思います。。
- 汚部屋を卒業したい
- 片付けに追われている
- めんどくさがりである
そんな方に。
汚部屋を卒業する方法
「ゴミ」を捨てる
まずは、ゴミだ!と思うものは捨てましょう。
生ごみや空き缶、ペットボトルなどは放置しておくと腐って虫が湧いたり、臭くなります。早急に捨ててしまいましょう。
とにかく、「絶対に要らない。」というものから、どんどん捨ててください。
弟は、ペットボトルを溜め込みがちでしたが、中身が残ったまま放置すると破裂する可能性があります。危険だし、何より不衛生なので捨ててしまいましょう。
物を減らす
私は、片付けの書籍や動画を参考に片付けました。私が参考にしたのは次の2つです。
こんまり流の片付け
近藤麻理恵(こんまり)さんの本です。シリーズ累計1300万部のベストセラー。英語では「konmari=片付ける」という意味になったほどです。
使用方法、「I need to konmari.」
お気に入りの物だけに囲まれて生活するという生き方に共感しました。
この本の片付けで守らないといけないことは、「片付けの順番」と「全て出すこと」です。
最初は全て出さず、部屋別・場所別に「ときめくもの」を選んでいました。だからだと思いますが、家にある物の量を把握できていない状態でした。何だかスッキリしません。
その後、半年くらいあけて再度挑戦!順番を守り、全てを出してやってみると劇的に片付きました。
「順番を守れ、すべて出せ」と、本でも書いているのにスルーした当時の私を殴りたいです。
めんどくさかったんでしょ。
そうです。
こんまり流の片付けは、ときめくものが多いと片付けにくい可能性があります。
逆に「ときめく」というのがイマイチ分からない人もいるようです。そんな人は、違う片付けの本を読んで、実践できそうなものを試してみましょう。
漫画だと読みやすいかもしれません。「ネコちゃんのスパルタおそうじ塾」は、毒舌猫ちゃんが可愛すぎます。主人公が、押し入れの奥に(ダンボールに入れて)大事にしまっている思い出の物に「ダンボールに入れっぱなしなんて、ゴミじゃん。捨てちまえ。」という身もフタもないセリフを言ったりします。
ミニマリストの動画
動画は観ながら試せるのが良いです。
私は、YouTubeでミニマリストTakeruさんの動画を見ることが多かったです。
私がミニマリストの片付けを試したきっかけは、節約でした。
金銭的にとても苦しい時があり、何がどれだけ家にあるのか、何を買えばいいのか、色んなことを整えてみようと思ったのです。
「ゆる」ミニマリストという考え方
ミニマリストで有名な方の多くは、極端に物が少ないです。
やってみたい!と思った人は、極限まで試してみるのも良いでしょう。けれど、「不要」だと思う物全てを減らすことが難しい人もいます。
家族がいる場合、家族のモノを捨ててしまうわけにはいきません。
夫は、たくさんの好きなものに囲まれて生活したい人です。私がドンドン捨てて、物が少ない部屋にしたら、夫はストレスがたまるでしょう。
ほどほどに「ゆるっと」という感覚で、片付けを楽しみましょう。追い込むと疲れます。
家事代行サービスを利用する
どうしても片付けられないひとは、いっそ業者にお願いするという手もあります。
自分の手で捨てた方が、自分に必要なものがわかりやすくなります。また、捨てたことに罪悪感を持つと、「必要なものだけ買う」という習慣がつきやすいです。
しかし、汚部屋だと最初のモチベーションが持てないこともあります。
「時間もない、仕事もしんどい、もういいや…」となってしまうこともあるでしょう。それで憂鬱になるくらいなら、いっそプロに頼んでしまうというのも、良いのではないでしょうか。
部屋をスッキリさせる
部屋をスッキリさせたいなら、次のことに気を付けましょう。
捨てる物より残す物を見る
「3本のペンがあり、その中から大事な物を1つ選ぶ」というように、残すモノを選びましょう。
捨てることばかりに気を取られると、「どんなものに囲まれて、何を大切にして過ごしたいか」が、わからなくなってしまいます。
空っぽの部屋に、心が空っぽの自分が住んでいる、とういう状態は嫌ですよね。
楽しく過ごすためにも、残すモノを大切にしましょう。そして、たくさん使ってあげましょう。
これ、どうしよう?と迷ったとき、私は「保留ボックス」を作って、入れるようにしていました。期限をきめて、使わなかったら手放します。今は保留ボックスも不要になる程度に迷いがなく過ごしています。
残したモノの定位置を決める
物の定位置を決め、そこに戻すことが出来れば、片付けは終わります。
文具なら文具、書類は書類で、一か所にまとめるのがベスト。ただ、1階で使うものを2階でまとめると、取りに行くのも片付けるのも面倒になります。広い家の人は動線を考えた方が良いでしょう。
棚や収納は減らす
物が多くなると収納を買い足しがちですが基本的には収納は減らしましょう。(部屋に全く収納がなくて全て床に置いている。段ボールに詰め込んで放置している、という場合は別です)
ある程度は整理できているけど、何となく物が多い気がする。掃除に時間がかかる。そんなひとは、収納が多い可能性があります。
大抵の人は収納があると、中に物を入れようとします。
収納を減らすとなると、そこにある物を減らさなければなりません。要らない物は処分して、必要な物だけを選ぶことになるのです。つまり、収納を減らせば中の物も減るというわけです。
「統一感のある、素敵な収納」が出来る人は、片付けや整理が好きな人、マメな人、片付けを仕事にしている人です。
面倒くさがりの人は、その収納たちを定期的に掃除することも面倒になります。収納がホコリまみれになるくらいなら、むしろ収納を手放しましょう。
「収納を増やそう」と思った時は、ちょっと考えてみてください。本当に、必要ですか?
片付けてみて良かったこと
手間が減った
物を減らすと、それにかかる手間が減ります。
例えば服。私はワンシーズン3~5パターンくらいの洋服を着まわしています。コーディネートは、すでにした状態でハンガーにかけているので、5分で着替えて出かけれます。旅行の準備も、あっという間。忘れ物も、あまりしなくなりました。
家事も時短になります。
服を少なくしたら洗濯物を溜めれないので、休みの日に洗濯に追われることがなくなりました。
食器を減らしたら、洗い物も少なくすみます。(ためといて洗うってのは、相変わらずやってますけどね)
とにかく掃除が楽になりました。物を置いていると、それを除けて掃除機をかけたり、拭いたりしなければいけません。物を動かす手間が減ると、格段に掃除は楽になります。
足りないと思わなくなった
「何がどこに、どれだけあるか」を把握できるようになったので、「ない、足りない」と思うことがなくなりました。ほんとは足りていたけど、ないような気がしてただけでした。
おわりに
片付けは、短期集中で一気にした方が気分も上がりますし、「変わった!やったぜ!」と満足感も高いです。
しかし、あえてゆっくり時間をかけるのも良いと思います。一気に捨ててしまうと、さみしくなってしまう人もいます。
私は、こんまり流の片付けを始めてから、それなりにスッキリするまでに3年かけました。ほんと、カメのような歩みでゆっくり片付けました。
自分がどういう片付けが向いているか、結局はやってみないとわからないのです。
試行錯誤して色々試してみるのが良いでしょう。
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